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- 2018.09.24
筋肉痛が嫌いな方へ。その1
筋肉痛が嫌で、トレーニングをする気になれない。。とおっしゃる方は少なくありません。
そうおっしゃる方はたいてい、あまりトレーニングや筋肉痛の経験が無いことが多いものです。
では「筋肉痛」とは何か?
筋肉は、細い繊維の束でできており、強い負荷を受けると繊維の弱いところが断裂します。細胞が古くなってもうすぐ自然に壊れて新しい細胞に変わりそうなところから切れます。負荷によって切れた繊維は、損傷状態となり修復のための炎症反応を起こし新しい細胞をつくります。これが筋肉痛です。
つまり筋肉痛は、炎症なので痛みや発熱があり、その痛みによって「現在修理中につきご使用はお控えください」とのサインを知ることができるのです。
筋肉細胞は、おおよそ1ヶ月ほどで60%が入れ替わると言われていますが、当然若ければ速く、歳をとれば遅くなります。
筋肉痛は、ほぼ2〜3日程度続きます。
よく歳をとると筋肉痛が遅れて出て長引くようになる、などと聞きますが、これは細胞の新陳代謝が歳をとることによって遅くなるため、若い人より細胞を長期間使うということ。つまり古い細胞が多い、ということですが、古い細胞は断裂してから炎症反応を起こすまで時間がかかるのです。
その1まとめ
筋肉痛とは、古くなった筋肉細胞を進んで積極的に壊し、新しい細胞を多くする行為が「うまくいってる」証拠であります。
習慣的に筋肉痛が起きる運動をしている人は、筋肉細胞の新陳代謝速度が「若い人に近い」。つまり若さを保つ、につながります。