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- 2019.01.28
目新しい凄そうな技法も治療機も「刺激」に過ぎません。
身体が外部から受けるものは、すべて「刺激」に違いありませんね。
それは身体的であれ、精神的であれ、刺激には違いないのです。
目新しい刺激に対して、神経も含めて身体は「何の刺激か?」「どう反応したらいいか?」と、神経や身体機能を活発にして対応しようとします。
しかし、その刺激を繰り返し受けることで「知らない刺激」が「知ってる刺激」になります。
つまり、はじめのうちは効果が高かった手技技法や電気や磁力などの「外部刺激」はだんだんと慣れていき、始めの頃のような効果が得られなくなっていきます。
手技や治療機を求めるのは「一時的な楽」を買っているに過ぎないのです。
慢性不調を起こした身体に必要なのは外部刺激ではなく、内部変化です。
不調をつくる要因を排除して、回復のための要因をつくること。
こうして書くと当たり前でシンプルに見えますが、習慣的に不調をつくっている場合、自分だけでは何をやめて何をすれば良いか合理的には思い付けないことが少なくありません。
だから、私の所属する全国健康生活普及会のカイロプラクターは、有効性・安全性の高い合理的な手技を用いるとともに、クライアントの不調をきたした身体のその背景を探って、相手とともに回復する習慣づくりに取り組むのです。