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- 2018.10.06
筋肉痛が嫌いな方へ その4
筋肉痛シリーズ4回目
その3では、有酸素運動と脂肪の燃焼&エネルギー消費への身体の対応の話を記しました。
身体って負荷が増えたりする変化に対して、急な身体変化を起こさないように変化阻止対応するんですね。
だからダイエットには「停滞期」があるんです。
今回は、その変化阻止対応と同様に起こる身体反応「超回復」を絡めて、無酸素運動と脂肪の燃焼を記します。
無酸素運動とは、陸上競技で言えば呼吸を止めて一気に100メートルとかを走る短距離走。
トレーニングで言えば、重い重量などの強い負荷で短時間に行う運動です。
腕立て伏せやベンチプレス、スクワットなどがそれに当たります。
ここに付きものが強めの筋肉痛です。
筋肉痛は、筋肉負荷に筋組織が負けて壊れやすい古めの細胞が破壊されて炎症反応を起こして発生します。
これに対して身体は、直ちに修復のための機能を働かせて成長ホルモンや男性ホルモン(テストステロン)を出し、筋組織の修復に取り掛かります。
炎症も起きていますので、免疫系も活性化されます。
だから体力増強とも相まって、風邪なんかもひきにくくなったりしますね。
筋肉痛は、筋組織が「ただ今修理中につきご使用をお控えください」とのしるしだと思ってもらえばよろしいかと思います。
修理中は使わない。。かつて私が学生だったころ(40年くらい前)「筋肉痛のときこそ更にトレーニングした方が筋力がつく」なんて言われることがありましたが、違ったようです。
筋肉痛と脂肪燃焼の関係ですが、以前は無酸素運動では脂肪燃焼が起きない、もしくは少ない、なんて言われましたが、これは「運動中のエネルギー消費状況」しか検証しなかったために起きた誤解である。と学びました。
実は、筋組織修復に使われるエネルギーが中性脂肪だったのです。
つまり筋肉痛が起きている間は、運動していなくてもセッセと脂肪が減ってるわけです。
そして筋組織は「今度は負けないぞ、切れないぞ」と、太くて柔軟で強い組織へと修理されることを「超回復」と言います。
まとめると
筋肉痛が起きた…ということは、
若さを保つ要素である成長ホルモンが増えて
免疫力が高まって
運動時間が短いのに脂肪がしっかり減って
エネルギー消費機関である筋肉が増えて
若さのバロメーターである基礎代謝が高まり
太りにくい条件が増えて
引き締まった身体は、男性は逞しく、女性はより美しい曲線を手に入れることになります。
いかがでしょう?
このあたりが理解できると、筋肉痛をつくりたくなるのではないでしょうか。
ただ、筋トレは方法を間違えると効果が出にくいどころか、ケガをしてしまうことがあります。
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